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2018年9月26日水曜日

【絵本作家のぶみさんが嫌い】


どうも、黒猫です。

 書きたいテーマはたくさんあるのですが、何か有益な情報を入れようとか、もっと考えをまとめてから、などと思っているうちに時間が過ぎてしまいます。
 そもそも文字数制限なく自由に書いていい場所を作ろうとしたことが、このブログを始めたきっかけですので、あまり気にすることなく綴っていこうと思います。

 「自分の嫌いなもの」をテーマにツイッターをやってきました。
 時々、「好きな人たち」なんていう愛情表現をしてしまいますが、実際は子宮系女子などの言動を見るだけで、虫唾がダッシュしてハードルを10台飛び越えてしまいます。
 本当なら奴らのフェイスブックやアメブロでの文章一つ一つを取り上げて「気・持・ち・悪・い」とツイートしたいぐらいです。キリがないし、危ない奴と思われたら損なのでやらないだけです。
 
 始めのうちは私怨と正義感でやっていたかもしれませんが、徐々に考え方も変化してきました。
 私はできるだけ「好き」と同じように「嫌い」と表明したい。そして法に触れることを見かけたり、そこまでいかなくても不快になるものには「なんじゃこれ。こんなもんに騙されるなよ」と周囲に伝えていきたいのです。
 賛同を得ようが得まいがそんなに関係ないと思うので、承認欲求やらとはちょっと違う気がします。ただただ言いたい、広めたい。噂好きのおしゃべりなのかも。だから、嫌いなものを見つけるのが好きなのです。(むちゃくちゃな文章ですな、、)
 「なぜ嫌いなものにエネルギーを注ぐのか」「そんなに見てるならもうファンじゃん」「嫌いというのは好きの裏返し」「アンチは宝物」などという声が聴こえてきます。
 あーあー、あなた方、、そんな反応は、そちらにも私の意見が届いているってことなのでちょっと快感ですよ。



 さて、のぶみさんという絵本作家がいます。私は嫌いです。ここからの文章は、私個人の彼に対する感想です。

 まず元暴走族という経歴が嫌です。過去は変えられないので今さらやった(と自ら言っている)ことは責めても仕方がありません。が、いくら反省しても悪事を誇示していた人間を私は好きにはなれません。
 その過去の償いとして、たとえば児童施設などに完全無償で絵本を提供する活動を他の仕事の合間にやっている人だったなら好きにもなったかもしれませんが、悪の道に染まっていた(と自称している)経歴を現在の商売のための戦略のように利用したことは称賛されることではないでしょう。(自称)元暴走族のヘッドが絵本を! そりゃあそんな話、誰だって面白いと思うでしょうよ。たとえ絵本は…でも。
 嫌いポイントで最も大きな二つは、胎内記憶や生まれ変わりなどのエセスピリチュアルに加担していること。そして私が心から嫌いな子宮系女子と親和性があり、卑弥呼の生まれ変わりなどと繋がりがあることです。不思議なことに、これらとファン層がほとんど一緒なんですよ。

 こうして嫌いと言うからには何冊かを読んでみました。なるべく作品自体を見ようとは努力しましたが、どれも全く自分の子どもに読ませたいとは思いませんでした。のぶみって人が嫌いだなという感情を超えるものが一切なかったのです。
 可愛らしい絵だなとは思いました。ただ、テーマも話の内容も大人をターゲットにしたような商売向けの本が多いなと。一度味をしめたのか「大人が感動」なんて宣伝文句に寄せ過ぎじゃないのかな。
 あと「仮面ライダーになる!シリーズ」ですか? 絵本というものの持つ無邪気さや美しさをあっという間に台無しにしてくれるなよという印象。自分の子が表紙のエグゼイドの絵に惹かれて、この本が欲しいと持ってきたとしたら、多少高くても迷いなく本物の仮面ライダー関係の本を買ってあげます。

 講演やSNSでの宣伝活動にも熱心なようですが、そもそも作品の中での主張にとどまらず、作者自身が何かをごちゃごちゃ言ってくることも私にとってはマイナスでしかありません。
 私は本や漫画が大好きですが、作者個人がメディアなどに頻繁に出始めると途端に冷めてしまいます。(誰かを例として挙げるのは難しいです)
 新しい本を出すたびに作者が出てきて「今回はこういうふうに読者やファンの声を集めて一生懸命考えて~」なんていちいち自分の作品のプロモーションをしてきた日には、虫唾がダッシュしてハードルを10 あ、これ最初に使ったからダメだ。
 大学の授業で、自分が出版した本を教科書として買わせるタイプの教授にあたったときのイヤ~な感覚を思い出します。んー、ちょっと違うかもしれないけどそんな遠くはないでしょ。

 のぶみさんは「国民的キャラクターを作りたい」なんて言っているとのこと。これは多くの作家さんの夢でしょう。ただ、そうやって夢を語ること自体は悪いことではないのに、ぐいぐい来るせいで軽い感じがしてこれが本当になんかもうツラい。痛いといったら可哀そうなんで、ツラい。

 良い作品なら買う。面白いなら評価する。命がけで真摯に書いているなら尊敬もする。その結果、色んな要素が重なってどかんと誕生するのが人気キャラクターであり、人々から長年愛される物では?
 
 良い作品だから買ってね。面白いから評価してよ。命がけで真摯に書いているから。国民的キャラクターを作りたいんだ。

 …そういうの、全部自分から発信してくるなや、さぶいねん、と。
 恐らくファンの中にも彼の姿勢に対して同じように思う人もいるのではないかなあ。
 
 最後に、私がこうして良くない感想を連発することで、誰かがのぶみ作品を嫌いになるから止めて欲しい。という理屈は全くよく分かりません。
 へー黒猫ドラネコってのぶみ嫌いなんだー。でいいのではないですかね? 価値観は人それぞれですから、私なんかにかまわず、好きな人は勝手にしたらいいんですよ。
 私は嫌いですけど。

2018年9月22日土曜日

【夏の終わりの雨】




 秋雨が舞って肌寒くなってくると、あれから何年だって、いつも思い出す。

 覚えたてのお酒の力を借りてわんわん泣いた帰り道。
 「雨と一緒に涙を流すなんてドラマチックやな」
 感情を溢れさせているはずなのに、冷静に馬鹿なことを考えている自分がいた。


 大学の頃。一人暮らしが寂しくて、下宿から1時間以上も離れた、同じクラブの友人の家を転々とした。
 友人と同じアパートに住んでいたKは、いつも穏やかで、大きな体と同じように大らかな性格で、私たちのリーダーみたいな存在だった。

 スーパーで買ったアイスやお菓子をたくさん抱えて、インターホンには目もくれずKの部屋を特徴的にうるさくノックするのが好きだった。
 「黒でしょー、またなにか持ってきたのー」
 薄いドア越しに、関東から出てきたKの標準語が聞こえてくるのが楽しかった。

 部室の倉庫の裏で、荷物運びで使う軽トラックを二人で洗車したとき、間違えたふりをしてKに水をじゃんじゃんかけたら「黒さん、真面目にやろうよ」とちょっぴり怒っていたっけ。

 他にもたくさん思い出がある。そのはずなのに、15年が過ぎた今、鮮やかなのはそれぐらい。
 忘れたくないと思ったことばかりなのに。記憶はどんどん薄れて少なくなっていく。


 8月、その連絡を受けたのは実家にいたときだった。
 クラブ活動中にKが倒れて運ばれた、と。

 その頃の私は、厳しい練習と授業との両立に悩んで、もうそろそろ諦めて、就職活動でも真面目にやろうかと思っていた。
 だから、Kのことはそこまで深刻に思わず、サボり気味な自分の状況しか考えなかった。
 「大丈夫? こっちはもう辞めるかも。お見舞いにいくから、また相談に乗ってな」
 そういう感じのメールをしたと思う。

 そんな思慮不足で身勝手な私をたしなめる返信はなかった。
 連絡から3日後、Kは亡くなった。

 突然すぎて「どうして」「なんで」としか思えず、しばらく寝込んだ。そのときに泣いたかどうかは思い出せない。ただショックだったことしか。
 
 クラブの代表者やコーチだけが葬儀に出るために上京した。私たちは関西に留まって、荼毘に付される時間をメールで連絡してもらい、それぞれの家で黙とうをしたと思う。
 そのあと抜け殻みたいに過ごしていたと思うけど、たぶん、普通に授業には出たし、バイトにも行った。部活も再開した。

 Kが亡くなって1か月が経って、同期10人以上で焼き肉屋さんに集まった。若かったな。
 しんみりしたくないからと、あえてバカ騒ぎをして、じゃんけんで勝った私が1枚1200円もするお肉を食べた。

 誰かがジョッキを割って、お店に弁償を申し出た。
 こういうとき、Kがいつも率先して店員さんと話してくれたことを思い出した。
 お会計のときも、誰に言われなくても、大体いつも冷静な私と、リーダー格のKが集金の役。

 私は全員分のお金を受け取って、会計を済ませ、酔っぱらいと大丈夫な人をセットでタクシーに押し込んだ。
 いつもみたいに「ほんましょうもないよな、あいつら」と隣に話しかけたりしない。
 私はいつも落ち着いているからKがそこにいないことは分かっている。


 散会後、雨の中、30分以上の距離を歩くことにした。
 もしもKがいたら、どんな飲み会だっただろう。そんなことしか考えられなくなって、最終バスにただ座るのがつらくなったから。

 せっかく感傷的になって、寒くて耐えられないほどの季節ではないのだから、生まれて初めてわざと雨に濡れてみたかった。
 みんなの前では派手に酔うこともできない癖に。
 ドラマのワンシーンみたいに格好つけているだけなんだと自分に言い聞かせて。大声で泣きながら、川沿いの道を早足で進んだ。


 
 毎年この時期に雨が降ると、いつも胸が苦しい。
 親友がいなくなった、あの夏の終わりをやっぱり思い出す。



2018年9月18日火曜日

【「虐待肯定で炎上」心屋氏の反論に反論】



 タイトルには「虐待肯定」と書きましたが、「虐待推奨」としたいぐらいです。なにせ「娘さん、叩かれるために生まれてきたのよ」ですから。

 今回の炎上の最初の火種が私のツイートだったとしたら、その責任を持って述べます。


 どうか、この騒動を簡単に終わらせないでください。


 心屋の教義をたくさんの視点で見ていく必要があります。今や大勢の「認定講師」を抱える心理カウンセリング界の一大勢力ですから。

 心屋氏自身が怪しいスピリチュアルに傾倒し、子宮委員長や卑弥呼の生まれ変わりなどの荒唐無稽な商法を行う人物らと親密なこと。その流れの中で彼のファンの多くが多方面のスピリチュアルに高額を支払っていること。またはこれからその可能性があること。
 彼の教義が心の弱った人の背中を無責任に押し、そのビジネスサイクルの一部になっていることを厳しい目で見て欲しいのです。

 お金を稼ぐことやたくさん儲けることが悪いと言っているわけではありません。値段設定も、何に支払うのも自由です。

 ただし、これは金銭感覚を狂わされていないことが前提です。心屋氏が言う「お金は使えば使った分だけ入ってくる」などを信じ、「自由に生きる」を拡大解釈し、自分が好きなスピリチュアルにバンバンつぎ込む人は少し考えてみて欲しい。
 そこで使った分だけ入って来なくても、責任は心屋を信じた自分にあります。借金をしても自己破産をしても家族が崩壊しても、心屋氏は責任を取りません。だから、「心屋を知れば幸せになる」などの甘い言葉を鵜呑みにせず、自分でしっかりと見極めてください。


◇反論に反論します◇

 さて、9月16日、サイゾーウーマンに記事がアップされました。

「心理学ではなく新興宗教」精神科医が、人気カウンセラー・心屋仁之助氏の「娘叩く母」肯定を斬る

 精神科医の片田珠美さんによる一刀両断の心屋の手法分析です。
 こちらの記事に対して、心屋氏とそのファンの皆様が猛反発しています。

 心屋氏が18日にアップしたブログです。


心屋氏の反論ブログ(魚拓です)→★【閲覧注意】精神科医が、人気カウンセラー・心屋仁之助氏の「娘叩く母」肯定を斬る


 今回は、心屋氏の反論(というか批判されたことへの不満を述べたブログ)に、私がさらに反論していきます。
 心屋氏のブログ魚拓で、私が都合よく切り取っていないことをご確認ください。


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【心屋】
わたし、あなたたちのこと
悪く言ったり、攻撃したり、
不利益を与えた覚え、
いちども無いんですけど?
なんでこんなに攻撃されたのかな?

【黒猫】
ほう、この記事や炎上を「攻撃」だと。
まだ批判されている理由が分かっていなってことなのですね。
弁明や撤回はされないということでいいでしょうか?
攻撃されたり不利益を与えたら攻撃してもいいって言いたいんですか?

【心屋】
僕は確かに大学とかで
心理「学」とか勉強してないよ、
そんな人生じゃなかったからね。
でも、そこから色んなところで学んで
スピリチュアルも学んで、体験して、
自分自身と、クライアントの臨床の中から
ひとが幸せに生きる方法を見つけ出してきたのだよ。

【黒猫】
大学で学ぶのがどうとかそういう話は関係ないし、
どういう人生を送ったかも正直どうでもいい。
そもそもスピリチュアルは学ぶものではないし、
その学んだスピリチュアルとやらと結び付けて
深刻な虐待親に「娘さんは叩かれるために生まれた」とか言ったから
ヤベエこと言ってるって炎上してんだろ。

「ひとが幸せに生きる方法を見つけ出してきた」
また大きく出たねえ、、。
果たしてそんな「方法」あるの?? 
幸せな生き方なんてのは人それぞれだと思うけど、、
「何があっても幸せ」と勘違いさせ「私はこれでいい」と現実から逃げる方法は
さんざんエセスピリチュアル系の方々のブログで読んだけどね。

【心屋】
民間を、ナメんなよ!って思う。 
どこかで誰かが打ち立てた心理学の理論も
結局は同じことじゃないの? 
その誰かの理論を
どや顔で振り回して、なんの効果があるん
その上から目線に
なんのメリットがあるん?

【黒猫】
「民間」とは何を言いたかったんでしょう、、
「民間療法」??
大勢の人は全く民間をナメてはいないよ。疑う目は必要かもしれないけど。
それよりどこかで誰かが打ち立てた心理学の理論も同じなんて言って
心理学をナメてんのはあなたでしょう。
じゃあスピリチュアルを絡めたあなたの理論を振りかざすことの
メリットは何よ?
都合のいい肯定だけを求めた社会性のない人を増やすこと?

【心屋】
記事のような解説を、しかも間違った的外れな考察を
想像だけで、ドヤ顔で書くって、良心を持たないよね

【黒猫】
どこが間違った的外れな考察なのかを書いてくださらないと。
「子どもを叩いてもいい。叩かれるために生まれた」とブログに書く人が
良心を持たないと他人に言うか!?

【心屋】
ていうか、、、 
僕なら、同じ悩み相談の世界で生きてるひとを
批判なんてしないのになぁ。 
同じこと質問されても
怒ってるひと(記者)の尻馬に乗って
あったこともないひとの悪口なんて言いたくないな。

【黒猫】
何で急に のぶみ みたいな言い方してんの、、
同じ悩み相談の世界?? きちんと資格を持っている精神科医と
無資格で我流で磨いた性格リフォームカウンセラーが同じかなあ?
怒っている記者の尻馬に乗ってってのは想像でしかない。
片田医師も怒ってあきれていることは記事を読めば分かりますよ。

【心屋】
そう、会ったこと、あったんだね?
テレビで一緒に出たって書いてあったけどさー
一ミリも覚えてないんだよ、ゴメンね。。。
ゴメンね、こっちばっかり注目されちゃってさ。。。
ホンモノは世間にバレちゃうんだよ。

【黒猫】
幼稚すぎて論外。
覚えてないのはいいとして、あなたは注目度を競ってんの?
理論の危険性が「ホンモノ」ってのが世間から批判されてんだろ。

【心屋】
そんなことより
もっと、笑えることしたいから。
もっと、笑おうよ
ダメだ!って話より
いいね!って話、しようよ。

【黒猫】
そうやって逃げるならそれでいいけど
「子どもを叩いてもいいね!」ならあなたのファン以外は笑えないんだって。

【心屋】
心屋は、
魂の波動が低くてサイコパスで
楽しく生きることしか知らない
バカっぽい宗教なのです。
そして、精神科医のひとで
一緒の思いでやってくれてるひとも
たくさんいるの知ってるから!
だから、ふつーに「心理学」も
素晴らしいと思うんだ。
そんなのを、ひとくくりに
したくないんだ!

【黒猫】
ごめん、開き直るのは常套句だから無視するとして、
書いてることが全然わかんね。
なんなんだこののぶみ感は、、
何と何をひとくくりにしたくないの??
ふつーに「心理学」も素晴らしい?
さっき何のメリットがあるんって吠えてたやろ、、

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 今回の明らかに冷静さを欠いたブログ記事が心屋氏の本質であるとまでは、今は言いません。
 ただ、「こんなこと言われたよー」と誰かに泣きつくような姿を見て、どう感じましたか?
 
 一般の方々なので載せられませんが、今朝の時点で200件近くが寄せられたアメーバブログのこの記事のコメント欄、擁護の嵐で実に不可思議でした。
 炎上してこれだけ批判されているのに、批判らしきコメントがほぼない。これは異常ですよ。
 アメーバブログは批判的なコメントを管理して弾くらしいですね。もしこれが本当なら、ファンに泣きつく理由が分かります。この件は機会があれば検証したいと思います。

 ブログとは不特定多数が読むもの。ネットで世界に発信されています。自分のファンに向けてだけ書くものではありません。
 心を扱い、「悩み相談の世界に生きている」とするなら、私や私の周囲があなたに相談をする可能性があるのだから、どうか発言には責任を持ってほしいと思います。
 
 そして批判から逃げないで欲しい。自分の過ちを認め、検証し、さらに良いものを作り上げる人が信頼を得るのだと思いますよ。これはエセスピリチュアルなど、何を言っても無条件に評価される箱庭にいる方々には何も響かないのでしょうけど。

 ご自身で「バカっぽい宗教」と開き直り、まだスピリチュアルを持ち出すなら、この人のカウンセリング自体は、さらに厳しい目で見る必要があると考えます。



 


2018年9月14日金曜日

【さよなら子宮系女子】




どうも、おまんたせ致しました。

機を逸するのが嫌なので、今が旬な子宮系女子について
私の経験なども紹介しつつ書いてみます。



◇詳しいサイト◇


まず子宮系女子と聞いて、ピンとこない方々。
このブログを読んでくださるなんて感謝感激です。

私が説明するよりも詳しい秀逸なまとめサイトがたくさんあるので
そちらをご覧ください。
(私が語ると長くなるんで)



「子宮系女子」にみる、現代女性が抱く夢と闇―togetter

そろそろ潮時?「子宮系女子」を卒業する人が続出中―NAVERまとめ

じわじわとスピリチュアルに侵食されていく私たち― BuzzFeed


たくさん読み返しましたが、やはり珠玉です。
これらは私が「子宮系女子」になった人と向き合い、
悩んでいた頃の前後に書かれたもの。
この違和感、不快感は間違っていなかったんだ、と
私を後押ししてくれました。

Wezzyでは「スピリチュアル百鬼夜行」。
ライター山田ノジルさんによるシリーズ物が連載されています。

「子宮教」の影響で育児放棄、散財に走った妻に目を覚ましてほしい夫の奮闘!


ものすごく愛読しております。
いろいろと身に覚えのあることもあり、
いつも「うわあ…」という声と霊魂が漏れ出てしまいます。



◇私と子宮系女子◇

さて、芸能活動を引退された小林麻耶さんについての報道が出たことで
3年弱ですか、私が見続けてきたこの子宮系女子という
一つのジャンルに光が当たっています。
私のフォロワーさんの中にはもっと長い間ウォッチしてきた方もいます。

小林さんが子宮系女子かどうかはともかく、
小林さんが「そういうもの」がお好きなのは周知の通りです。

小林麻耶と夫にスピリチュアル報道 “子宮系”支持者拡大への懸念―Wezzy




さて、仮にTとしましょう。
私の身近な人です。

好奇心が強く、学ぶことが大好きで、
いつもバイタリティに溢れて明るく輝いていました。

この子宮系とやらに出会うまでは。

いつの頃からか金に汚くなり、予定はほぼドタキャン、
自分勝手に振る舞うことを誇り、
常に周囲や現在の環境に文句ばかりを言うようになりました。

「子宮委員長はるちゃんやhappyちゃんみたいに生きたい」
「嫌なことは全部やめる。なんで私が苦しまなきゃいけないの」
「男はお金だけ出して私のやりたいことをやらせたらいい」
「女はいざとなれば脱げば稼げる」

いつも何か女体のイメージをノートに書いては、
腹の部分を丸囲みするようにして何やら図解を綴っていました。
「いつか私も本を出して人前で自分の理論を話したい」
心屋仁之助氏の著書を読み漁っていました。

(特定を避けるために色々ぼかしています)


こんな調子で半年ほど経った頃でしょうか。
2016年の終わり、龍の化身や未来が見えると言い出して…。
素顔を晒してブログを始め、1時間5千円で個人セミナーの募集を開始。


「あ。これもうダメや」

価値観は人それぞれといっても、虚言での商売はアウト。
法に触れる部分もたくさんあったと思います。
(これらは今もアメブロなどで横行しています)

私はTの家族や親せきをあらゆるツテを使って集め、
全力で彼女を現実に引き戻しました。


今でもこの方法が正しかったのか分かりませんし、
正直言って誰にも参考にして欲しくありません。

自傷しうる道具を全て隠し、子どもの安全を確保してから
傷付け、傷付けられ、無意味に罵倒しあい、
本やサイトを提示しながら色々な話をしました。
誇張抜きで私は三日三晩まともに眠らず、Tと向き合いました。

あれは修羅場でした。



◇子宮の声を聴くとは◇


「子宮系女子」ってなんだろう。

Tが落ち着いた後にずっと考え、ツイッターを始めました。
原因になった子宮委員長や心屋氏らを自分なりに分析し、
その教義に異議を唱えるようにツイートを繰り返しました。

私怨を隠してはいません。
この感情が誰かを批判的に論じる動機になっていることを心の中では恥じ、
今も少し悩んでいます。

ただ、紆余曲折を経て今。
容姿や経歴などを話題にしないこと、
その意味不明な教義やトンでも理論に突っ込みを入れ、
ユーモアを加えて読んだ皆さんが楽しめることを心がけています。
ってまあ言い訳にはならんのでしょうが。


一応は学んだつもりです。
私の考え方を冷静に呟きます。
「こいつは悪!」みたいに価値観は押し付けません。

「こんなこと言ってるぞ。おいおい…」
今の私のスタンスは恐らくそうなっているはずです。


Tの弱さにも言及を。

心が弱ったとき、人は自分に合った教義を選び、妄信します。
もともとの自分の本性が出せるものを尊びます。
それが楽に決まっているからです。

私たちは他者とのつながりで人生を作っています。
青臭い言説かもしれませんが、その集合が社会。
自分をさらけ出してばかりではいられず、
そのルールや秩序を自分勝手に壊すものは受け入れられません。

きれいごとばかりでない世の中なのは承知で、
私のように格好つけて書かずとも、そういうものを
理解して過ごしているのが大人だと思うのです。
自分を偽るのが正しいというわけではなく一般論として。

一方、子宮の声とやらは社会がどうで大人がどうだとか関係なく、全ての欲望を肯定してくれます。
なにせ自分にしか聞こえませんから。
最大の理解者が腹の中にいる、という幻想です。

自らを律して目の前の出来事や自分と向き合うこと、
ストレスを自分なりに解消することなどを
きっと毎日のようにみんなが模索しているのに、
Tは本当に子宮の、否、自分の声を都合よく聴いていたのでしょう。

だからあんなに輝いていた彼女が
あそこまで醜悪に周囲を振り回してしまっていた。


あの喧騒から2年あまりが過ぎて、時々は感情が爆発するけれど、
Tも私もお互いに穏やかに暮らしています。
個人の感想ですが、あれはあまりに無駄な時間でした。
本当に忘れたい。


さて、子宮委員長も年内で引退して壱岐島に隠居とのこと。
とりあえず長らくのビジネス、お疲れ様。
(いったい何回引退っつって物売るねんですが)

まあこれからも面白いこと言ってたら、
私の感想とともに紹介させていただきます。
だって素晴らしいものだったら、たくさんの目に触れたほうがいいでしょう?

図らずもこのたび週刊誌が取り上げてくれたことで
私が話題にせずとも、たくさんの見解が渦巻くことでしょう。


願わくば、これを機に本当に
さよなら子宮系女子。



2018年9月12日水曜日

【コラ!悪党ども!とは言いませんよ】



コメント欄を閉鎖することにしました。
ちょっと管理が難しくなってきたもので。
決して「ブログおもんない」の声に凹んだからではありません。笑
(ずぼらなので返信も頻繁にできませんし)
また記事によっては再開しようと思います。

g-mailのほか、ツイッターのDMも開放しています。
ご相談や体験談などくださる方はそちらへお願いします。
リツイートによるご意見ご感想も嬉しいです。



◇金銭感覚が「どうにかなる」◇

「子どもを叩いていい」で話題の心屋氏の自己啓発や
子宮の声を聴いてやりたい放題の子宮委員長を慕う子宮系女子や、
卑弥呼の生まれ変わりとして自分の墓で祈祷した石を売る奴や、
自分ビジネスを展開するキラキラな人々などなど。

「心が弱った人」がハマりそうなものを観察し続けてきました。


セミナーや著書などで程よく教義に酔わせた後、
「この界隈」の皆さんがその人にかける常套句があります。


「お金は使いたいときに自分のために使おう」
「必要なときにはお金はどこからか入ってくる」
「使えば使った分だけ返ってくる」

必ずかけられると言っていいほどの決めゼリフ。
勉強不足で申し訳ないのですが、
一体誰が作り上げたマニュアルなのでしょうか。


そうして金銭感覚がどうにかなってしまった後、
その人がどこにお金を使うかは言うまでもありません。

頻繁に行われるイベントやセミナーへの参加料、
スピリチュアルなグッズ購入、認定講師の資格をとるための費用、
教祖と行く旅行代金(移動・宿泊代別で自己負担)なんてのも…

前提として、大人なので何に散財しようが自由。
しかし本人はよくても、高額を使うことや借金によって、
家族・友人関係が壊れる様子を私はたくさん見てきました。
実体験でも、ネット上でも、です。

人間関係が壊れたことを何とも思わず、離婚や離縁を
「こうなりました~!きっと必然~!スッキリ~!」
などとブログやSNSで自ら公開するのも特徴の一つです。

それは、おそらく大切に積み上げてきたものの崩壊を
後悔なく受け入れている(ように見せている)異様な光景です。


こうしてお金を使わせる手法が悪いとは言えません。
そこに自己責任という言葉がついてまわるからです。

遠慮した書き方をすれば、ギャンブルや株投資と変わりません。
外野が何を言おうが、のめり込んだ人が悪い。
不本意だけど商売である以上は「うまくやりやがるな」としか。
「洗脳」なんて言葉を使うのはちょっと分が悪いんす。



◇ガン子ちゃんなスタンス◇

人を騙してお金をとる奴は全て悪だと思うのですが、
「こいつら人を騙してるで」とは言いません。
では、どうするか?

「こんな奴がいるよ。大丈夫?」

そのスタンスで、皆様に判断してもらいます。
私は自分のことを「ガン子ちゃん」だと思っているのです。

パーマン1号の妹・ガン子ちゃんはこちらから

愛すべき告げ口キャラ。
「スネ夫」にしようと思ったけど、彼はそれほど告げ口しない…
もっとほかにふさわしい人物がいたら教えてください。


私は昨年夏ごろからツイッターを始め、
当初はかなり過激なことを呟いていたと記憶しています。
(たぶん削除済)

今もそうですが、ずいぶんと裏で攻撃をされたり、
賢そうな人とやりあったり馬鹿にされて悔しい思いもし、
もっと勉強しないとと感じてきました。(あんまりしてない)

バズったり、炎上の引き金になったりすると、
必ずどこからか攻撃の対象にもなります。
お前もあいつらのやっていることと変わらない、
陰口やいじめの構図だ、などなど。


「詐欺師に詐欺師と言って何が悪いんじゃ!」

これが本音ですけど…。
(おっと、これも特定の誰かを指してはいませんよ)


そして導き出したやり方が
「私はただの告げ口だいすきガン子ちゃん」

こいつらを炎上させようよ! とも
集団で糾弾しようぜ! とも言いませんし、
ツイートを見た皆さんがどう思うかを大事にします。

「あの界隈」が行っている行為や手法を
詐欺だとも卑劣な悪党の所業だとも書きません。

「犯罪では?」「違法では?」というようにしています。
「許せない」「虐待でしょ」「これはダメだ」とかは書くかも。
あくまでも個人の感想ですよね。
「騙されないで」がギリギリの線かな。


「お兄ちゃんがまた宿題しないで遊びに行った!」
ってなぐらいのもん。
それを聞いたママがミツオくんをどうするかでしょう。


皆様にお知らせしているだけ。
卑怯だと思われようが、これが私です。
情けないスタンスに、がっかりした人もいるかもしれません。
ただ分かって欲しいのは多くの人に知らせたいということです。

危険なだけでなくて、開き直って馬鹿なことを言っている人がいれば
こちらも思い切り馬鹿にして差し上げます。
楽しむといっては語弊がありますが、批判的なものにはユーモアがないと。


1年ちょっとの間、そんなことばかり呟いてきましたが、
ツイッターのフォロワーさんはすごく増えました。
本当にありがたいことです。

悔しい思いをした人や、元信者さん、
「なんじゃこりゃ」と興味を持った人が集ってくれました。

危なそうなものを監視する人が増えることが第一。

数の力で潰せるなんて思っちゃいないし、どちらが正義でもないですが
「危ないぞー」「そっちいくなー」と、
皆でわーわー言っている声があれば
穴に落ちて無用に傷付く人はきっと減るでしょう。

2018年9月7日金曜日

心を扱う、背中を押すということの危うさ



私のツイートや指摘を「悪意」だと感じる人がいるようです。
とらえ方は人それぞれですよねえー、、

子宮の声、宇宙の掟、卑弥呼の生まれ変わりのパワーストーン
趣味なら好きにすればいいですが、
つらいときに限ってまた妙なものを知りやがって。
 
私に悪意があればもっと厳しく書きますよ。
「これを知って楽になった」とか
恥ずかしい現実逃避すんなブスども。みたいに。

攻撃材料を探すためでもいいので、
私が何を書いているか是非よく読んでください。



◇心を扱うこと◇


下手なたとえ話など交えつつ書きたいと思います。

人の心なんて、どこの誰もが扱っていいはずがない。
私はそう思います。

私自身も心理の専門家でもなんでもないのですが、、
でも、そう信じています。

近頃の一部の心理カウンセラーの皆様ときたら
お金をとって、信頼をされて、
悩んでいる人の相談を受けているのにあまりにも軽い。

 人の心を扱うというのは、人の生命に携わること。
長い時間をかけて探究し、
場数と経験を積まないといけないものでは?

 不用意なひとことが原因で、
相談者が自ら命を絶つ可能性だってある。
自暴自棄になって他者に危害を加えてしまうかも。

カウンセリング中に激昂した相手がナイフを出す。
「刺してもいいー!まず許すこと! ぐふっ!」
言うてる場合ですか、、

それは冗談としても、
様々な危険性と向き合う覚悟がいるんですよ。


「人に迷惑をかけてもいい」なんて声高に言い、
そして言わせている。
そんな民間資格に一体どれほどの価値があるのか。
 
講座なんて受けなくても認定講師と名乗っていいのでは?
だって迷惑かけていいんだから。
そう思ってしまう私はやっぱり悪意ありますかね。



◇背中を押す人◇

たくさんの人の心を楽にした事実があると言います。
でもその人達、問題が根本から解決してます?

 自己流の教義に基づき、人をうまく思い込ませることを
「楽にした。癒した」とうそぶく人達を敬っても
病の根治までは期待できません。

なぜならそんなの「できなくていい」と思っている。
「責任もとらなくていい」のだから。



心の傷を「たいしたことない」と笑い飛ばすこと。
生活や金銭の問題を「なんとかなる」と思うこと。
人生の不安を「大丈夫」と考えること。

誰にでもできるようで、難しいことだと思います。
一種の決断です。

背中を押してもらう必要があります。
押そうとしてくれるその人は信用に値する人ですか?

 
「命綱なんかなくても飛べばいいよ」

私にはそう言ってるように思えてならないのです。

 
「信じて飛べばいい。楽になるから。
(なんの根拠もないけど)みんなそうなっているから」

あなたの状況を何も知らない人が放ったこの言葉、
崖の上で聞いていて、恐ろしいとは思いませんか?
本当に信じていいですか?

 
「怖かったけど飛んでみたらなんとかなった!!」
そう言えるのは偶然にも(ここ大事)生還した人だけ。


「な!な!な! 言った通りじゃろ?」
あとはその声をブログで取り上げれば万事オッケー。

 
崖下の多くの亡骸は完全放置です。


「だってわしそいつのこと押してないもん。
勝手にこっちのやり方見て勝手に飛んだんやろ。
知らんがな」

うーむ。どこの誰だかは優しさで書かんが
どこにカウンセラーの素養があるのか教えてくれ。


傷だらけで崖から這い上がった人(失礼かな…?)
の秀逸なブログがあります。

 → 信者と書いてカモ


私のブログはまだまだ足元にも及びませんが、
この元信者たこわささんの経験談のように、
たくさんの人に読んでもらいたいです。

いや、私は元信者ではないのですが、、
そのあたりのことはまた後日に。

2018年9月4日火曜日

黒猫です。今回の炎上騒動に関して


◇初めまして◇


黒猫ドラネコです。

ツイッターでは1年ほど活動を続けてきましたが、

おかげさまでフォロワーさんも増えまして
私の活動に賛同してくださる方々が多くなってきましたので
このたびブログを立ちあげ、
私の考えを140文字以上で発信していくことにしました。


私のやってきた活動とは自己啓発やスピリチュアルのセミナーを

主催する方々を観察し、
「距離感を誤ると破滅しますよ」と注意喚起することです。

拙い作りのブログですが、ひとまず仮設置いたします。

これから一生懸命勉強して徐々に補強していこうと思います。




◇今回の炎上ツイート◇


さて早速ですが、私がツイッターで取り上げた
心屋仁之助氏のブログ記事が炎上状態にあります。



どうかお願いです




このことについて、私なりの見解を申し上げます。

以下は先日のツイートでも言及した

「虐待をしてしまう自分が怖い。自分も親に暴力を受けてきたから」


という相談者の母親に対しての心屋氏のブログ引用です。


_________________________________________


心屋(こころや)です。

あのーですねー。。。
キミの娘さん 叩かれるために生まれてきたのよ
だから、叩きたくもないキミを動かしたのよ。
キミは、叩く「役目」を負わされたのよ。
じゃあなんでその子は叩かれに生まれてきたのか?
それでも親を許すため それでも親が自分自信を許すための
トレーニングをしにきたのよ。
前世でできなかったからまたチャレンジしにきた。
んで、キミも叩いてしまう自分を許すチャレンジするために
まずはお母さんにそうさせ。
キミら親子3代で配役組んできたのよ。
だから、要は「それでいーよ」「傷つけていーよ」
ちゃんとその子も大きくなって心屋みたいなの見つけて
自分で解決していくから。

(原文ママ)

__________________________



どこをどう擁護できるのか、全く理解できませんが、、


これを批判するツイートに関して、心屋氏の擁護派で多かったのは

「心屋さんを知らない人は表面だけをとらえて批判する」
「思ったことと逆をやることでなんかしらんけど解決する」
「まずは虐待する母親を許すことから」
などという見解でした。




◇「真意」って何◇


擁護する人の意見は総じて「真意が伝わっていない」です

だとすれば、この心屋氏からのメッセージを見た母親が


「私は心屋さんに言われたので子どもを叩きます。

この子は叩かれるために生まれたそうですから」

と言い出して子どもを叩き続けたときに、

擁護派の皆さんで「いやいや真意は…」と
この母親にいちいち説明しないといけないわけですね。

この母親だけでなく、ブログを読んでいる全ての人に

この発言者から「そういうつもりではない」と説明をしないと。

それは、世論が心屋氏の意をくみとる人ばかりではないからです。

「許される」と虐待を続ける人を量産することになるかもしれない。
いくら「そうはならない。そんな悪人はいない」と打ち消したとしても、
とらえ方は人それぞれだから。




◇切り取っていません◇


この虐待肯定のブログには、

「いや、まさか本当に叩くなよ。叩かれに生まれたなんて冗談やで」
というような打ち消しが一切ありませんでした。

一部を切り取って誤解を招こうとしている

という私への批判も見ました。
「子どもを叩いていいわけがない」という意見を
「子どもを叩いていい」としたなら切り取ったと言えるでしょう。
全くそうではなく氏は「叩かれるために生まれた」とはっきり書いています。


擁護する方々がいう切り取った一部に対しての全部とは

「心屋氏の胸の内全て」のことでしょうか?
それが言い過ぎであれば「心屋氏のこれまでの教義」ですか?

どちらもはっきり言って知りません。
知ったこっちゃない。

それは私だけでなく、虐待してしまう自分に悩む全世界の母親が

偶然に氏のブログにたどり着いたときも同じです。
一部を切り取って「虐待してもいいだって? よし遠慮なく殴ろう」
と受け取ったときに誰が責任をとるのでしょうか。

誰も子どもを叩きたい親はいないのだから…

愛情があるはずだから全員愛し愛されるはずだから…

その前提で悩みを聞いているのであれば設定大甘のガバガバ相談室です。

だってもう叩いちゃってるもの。
現に子どもを殺す親だっているもの。

逮捕しろとまでは全く救いがないので言いませんが、

本来は子どもが酷く傷付いたときはその必要まである事案です。

その程度は相談からは読み取れないにせよ、

「自分が怖い」と訴えてきている、まだ余地がある人。
必要なのは何の資格もなく「真意を探る必要がある」ような
自己流のカウンセリングでは決してないです。
きちんとした公的機関の相談、その資格を持つ人によるケアです。
そして、もし必要とあれば子どもの保護も。

どうしても虐待をしてしまうなら自分を責めず苦しまずに

(ここまでは心屋氏の真意?と同じであるはず)
子どもを傷付けないためにしかるべき機関に相談しなさいよと。

「叩かれるために生まれた」なんて言っている時点で

信用に値する人ではないのは明らかですから。

これは今回の騒動に関してだけの見解で、
かなり遠慮した書き方をしています。




◇立ち止まって考えて◇


心屋氏は、悩みを持つ方々に向けて自己流のカウンセリングを施し、

メディアにも取り上げられるなど支持を受けている方で、
著書もたくさん出しておられます。
心屋認定講師なる方々までおられるそうです。

あくまでも私個人の見解ですが、世間にいくら支持されようと

また支持されているように見せようと、
氏のカウンセリング手法などを全く支持しません。

そして、子宮委員長や卑弥呼の生まれ変わり天宮玲桜などの

荒唐無稽なスピリチュアル商法を推奨して煽っていることを
心の底から軽蔑します。

信じるものは人それぞれで、私にはそれを止める権利はありません。

だから、子宮の声が聞こえるといって紙を8万円で売る人、
龍が見えて死者の声が聞こえる人
現人神を語ってパワーストーンを売る人
子どもが親を選んで生まれるという絵本を書く人

信じたいなら全部好きにすればいいと思います。


ですが、それによって傷付く人がいたり、

信じることの度が過ぎて家族が崩壊したり、
選択を誤って不幸になる人がいるのであれば、
「おかしいものはおかしい。簡単に騙されないで」
と言い続けます。

信じることがその人達の自由であるなら、

批判し続けることも私の自由であり、
私の周囲に害が及ぶことを防ぐ術です。

どちらも正解ではないのかもしれませんが、

声を上げ続けることで、立ち止まる人が増えることを期待します。




◇お気軽にご連絡ください◇


もし、私の見解が間違っている、おかしいと感じたなら

ツイッターのダイレクトメールを開放していますので
いつでもご連絡ください。
理解してもらえるまでとことん付き合います。

でも、ずぼらなもので返事が遅かったらすみません。



何の資格もない匿名の私が、誰かを救えるなんて思っちゃいません。

心屋氏ほど人を楽にできるとも思いません。
(でも楽になるには犠牲が伴うはずです。それはまた別の機会に)

ただ心が弱ったあなたが何かの鴨にされる前に、

「方向はそちらではないのでは?」ということだけは言い続けたいです。

何の利益追求もしませんので、

宜しければ皆さんのご意見をお聞かせくださり、
私と繋がってくれたら幸いです。


黒猫ドラネコ 
@kurodoraneko15



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