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2019年8月21日水曜日

【速報】スピリチュアル観光大使に終止符


【速報】スピリチュアル観光大使に終止符 
=壱岐市が大使解任を発表=


どうも黒猫です。

かなり久々のブログ更新です。
ネット媒体でのコラム連載もいただき、ブログが負担になってしまうのでこのまま放置でもいいかと考えていました。

今回は勝手ながらどうしてもご報告したいことがあり、更新させていただきます。


スピリチュアル・ブロガー(当時)の「happy」主催で
壱岐島縄文祭がおこなわれたのは昨年10月。
私はその前後からこの問題を追い続けてきました。

このたび、長崎県壱岐市は、8月20日までに正式にhappyの観光大使解嘱を決め、市のホームページ上で発表しました。
(同日までに、本人に通達したとの補足取材もできました)

→ 壱岐市観光大使 前田 紗智(Happy)氏の解嘱について


壱岐市には、できれば解任に至った経緯と、通達した時期などを公表していただきたいと思います。
そうしなければ現在、happyはブログなどのSNSを全削除していますので、仲間を通じて「自分で観光大使を辞めた」と発信して弁明しかねません。
市からの解任の通達を受けたことで「インスピレーションに従って自分からSNSをやめたので、大使も自分から降りた」などと後で言い訳をするためにSNS削除に至ったのではないかとも推察できます。
通達した時期が分かれば、SNS削除とどちらが先だったかは明らかになるでしょう。


どのような経緯での観光大使の任命であったかは今も分かりません。
恐らく自治体が何者かの口車に乗り、「スピリチュアル・ブロガー」の発信力に目をつけたことが発端です。素性や、高額で荒唐無稽な商法、身勝手で胡散臭い仲間達のことなどをよく調べもしなかったことで対応が遅れ、傷口を広げました。

「縄文祭」という謎のスピリチュアルイベントを島内で開催されてしまい、大切にしていた公園の芝生が焼かれるなどして荒らされ、深夜までの騒音や、宿のキャンセルなどで島民の怒りが渦巻いた「黒歴史」は、どうか長く語り継いでいただきたいと思います。

(縄文祭や市議会の詳細については以下をご参照ください)



→ ★ついに議会も動いた。スピブロガー観光大使の騒動 =黒猫ドラネコのブログ(仮)



ただ、「負の側面」だけでなく、今回の組織の自浄作用はほかの自治体の手本にもなり得ると思います。市議会を中心に問題提起し、時間はかかったものの観光大使要綱に本来は無かった「解任条項」を付け加え、実際に解任するに至ったこと。
そして特に議員さんや、地元メディア、SNSを駆使する島の若い方々がこの問題を放置しなかったことは誇るべきではないでしょうか。

何より大きかったのは、島の未来を憂う皆さんが連携し、この一連の出来事を通じて「スピリチュアルや空想などの曖昧な事象を持ち出して他者に迷惑をかけたり思慮にかける身勝手な行動を正当化して繰り返す者」に毅然とノーを突きつけたことだと思います。


さて、しかし壱岐島にはこの後、さらに大きな不安が待っています。
happyの友人で島に移住した元・子宮委員長の「八木さや」が島内の不動産などの買収をはじめており、「総理大臣になる」「まずは市長選に」と公言しているからです。八木には情報商材などを元手にした資金もあり、支持者も多数います。中には「さやちゃんが立候補するなら移住する」などという妄信的な「子宮系女子」の残党もいます。

今回のスピリチュアル観光大使解任劇もあって、もう市側が選択を間違えることはあり得ないとは思いますが、今後も島の未来について話し合い、毅然とした対応をしていただきたいと思っています。

状況を知った上で、それでも「子宮系女子」の開祖である元風俗嬢のビッグマウスを市長にしても構わないというのであれば、それは仕方がありません。出馬も自由ですし。
ただ、そんな者に「行政に介入できる」となめられて、好き勝手に行動させていることが知れ渡り、大切な故郷が全世界からの好奇の目にさらされてしまう覚悟は必要ですが。

島民の皆さまにはまず、偽物のスピリチュアルを都合よくビジネスに利用する連中や、心が弱った人が陥りがちな高額のビジネス、信者ビジネスの実態などを知り、それらについてよく考えていただきたいと思います。


私も、怪しいスピリチュアルに身内を壊された経験のある一人として、情報拡散や分析などに力を惜しまないつもりです。
これをご覧になった皆さんも、ぜひとも監視などにご協力ください。