どうも黒猫です。
新年一発目のブログ更新。ちょっと本業が忙しく、もう月イチ配信ぐらいがちょうどいい感じです。開き直ります…
さて、長崎県壱岐市(壱岐島)で行われたスピリチュアル・イベント「縄文祭」を取材したBSスカパーの番組が放映されましたね。
マダムユキさんの渾身の番組文字起こしの記事3部作。かなりの分量で、話し言葉を正確にとらえています。たいへん素晴らしいです。
文字起こし芸人のお株を奪われました(うぬぼれ)
私は家事や仕事の合間にリアルタイムで横目で見て、ユキさんのブログで読ませてもらい、さらに、有識者からいただいた動画データをパソコンで通しで見ました。感想を一言で表せば「こんな雑な祭りをよくテレビがネタにしたなあ」です。
番組の取材自体は非常に行き届いていたように思います。happyこと現・竹腰紗智氏に後日別撮りのインタビューを敢行し、著名オカルト評論家の山口敏太郎さんも取材、最後には尺が足りないテイで壱岐市の白川市長への電話まで。構成者がこの話題をどんなふうに持っていきたいか、うまく型にはめるための情報がたくさん詰まっていました。
個人的にはステージ上、happyの横で大ハッスルしていた旺季志ずか氏が見切れた時がハイライト。脚本家にして売り出し中の吉本興業アイドルユニットに入っていて同じ事務所なのに、田村淳さんに全く認識されておらず、「この人も気になる~制服の人。(happyの)側近?」と言われた箇所です。
他人のことながら胸が苦しくなり、思わず(><)こんな顔になってしまいました。ただ、ブログやSNSで自ら開示している人気者の側面と、世間一般の認識とのギャップがあるのはこの界隈ではお約束のようなものですよね。
happyのしゃべり方とか話す内容などについても、もうどんな感想を述べても仕方がないです。本当に仕方ない。はっきり言って仕方ない。なんていうかもう仕方ない。こればっかりは仕方ない。びっくりした人も多いと思いますが仕方ないのです。ええ、あんなもんですとも最初から。
あの界隈の人々は基本的にアメブロやフェイスブックだからこそ生息してきたポエマー。だからテレビやラジオなどに出演したらどうしてもああなるんです。
子宮委員長が有田哲平さん司会の深夜番組に出たときに、コメンテーターの役割だったはずなのに計1分半ぐらいしかしゃべらせてもらえず、著書はおろか人物紹介すらなく、おそらく大幅にカットされていた時からとっくに分かっていました。そもそもが浅い自己発信。見せかけだけで芸能人と同じ枠に入れてはダメ、絶対。
ブログで神々しく見せている姿勢が、実際の声や態度で台無しになるのは、私たちの脳が勝手にハードルを上げていて「え、実はこんなやつだったの!?」と落差を感じるからでしょうか。これぞすなわち「全部自分の内側なんだよ」です。いや知らんけど。
あれらを見て「happyちゃん達が取り上げられてるぅ~好きぃ~」などという感想しか吐けない信者の皆さんの高過ぎる知能はともかく、良識あるかたがたは「なんじゃコイツら」という印象しか持てなかったと思います。新規信者の獲得は絶望的とみていいでしょう。
当初の本人達の期待していた内容とはほぼ真逆の構成だったに違いありません。地元新聞に掲載されるような大きな問題になっていることを自ら明かせない事情も手伝ってか、放送をやめて欲しいとも強く言えず、ファンに宣伝もできないように世間に発信された人達をさらに嘲笑うのはちょっと気がひけます。なので、こんな感じの感想で留めますね。
さてさて、またも前置きが長くなりましたが本題に。大事なことをこれから書きます。
昨年末の更新で、壱岐市議会一般質問の文字起こしをしました。
我ながらこの記事がすごく長いので要約しますと、スピリチュアル・ブロガーの観光大使によるイベント開催を目の当たりにし、実害や市民の憤りの声などを集め、観光大使の解任条項などを加えた設置要綱見直しなどを市側に訴えた山内豊議員。鶴の一声でhappyを観光大使に任命した白川市長は「調査不足」を認め、要綱の見直しを検討すると明言したというもの。
この一般質問が市側に投げられたことが明らかになる以前に、私は山内議員にメールを送りました。
その内容は「直接お話を聞かせて欲しい」ということでした。
ツイッターやブログでちまちまエセスピリチュアルお笑い案件の情報発信をしている(この場やツイッターでは)素人の出過ぎた申し出です。
その返信をいただく前に、議会で山内議員が「今回の質問で今後は一切口を閉じる」と明言されたことを知りました。社会的におかしな部分はたくさんあって、掘れば掘るほど出てくる可能性もあるのに、「これで口を閉じる」と。
市側の対応にも配慮された英断だと思います。壱岐市はこの譲歩を絶対にむげにはできないはずです。
それを知った私は前回のブログの最後にも書いた通り、この判断を尊重したいと考えました。自分勝手な申し出を恥じ、話を聞かせてもらいたいという要望を撤回しました。
ですが、そのブログ更新と入れ違いに、山内議員はご多忙の合間を縫って私に丁寧な返信をくださいました。
書かれていたことの全ては明かせませんが、次のような内容でした。
■議員として公の立場にいる以上、各方面で取り上げられるのは仕方ない。
■質問があれば可能な範囲でお答えする。
■様々な課題があるが、一つ一つ確実に整理をし、これまで以上によき故郷となるように努めたい。
■島のためになるのなら協力は惜しまない。
この大変ありがたいご連絡を受けて私は、議会で「口を閉じる」とされたことを踏みにじりたくはないので、「本当に大丈夫ですか。もしご質問などを受けていただけるならたくさんの人からご意見などを募ろうと考えていますが、実行してもいいですか」という内容で再確認の連絡をしました。
次のやりとりで山内議員は、「口を閉じる、としたのはあくまでも議会一般質問の場でのことで、今後も島のためにおかしなものへの監視は続けたい」との決意を書いてくださって、私からのコンタクトの申し出を快諾してくれました。
さらに、「スピリチュアルの問題に関して知識不足なので、ぜひ教えて欲しい」と。
さて、改めましてこのブログを読んでくださる皆様へ。
壱岐市議会議員・山内豊さんへのご意見や質問を募集します。
ツイッターのDM、もしくはリプライでも構いませんので、聞きたいことや伝えたいことを送ってください。市民のかたからの感謝の気持ちでもいいと思います。
全て読ませていただき質問に生かしてブログに掲載しようと思いますが、どの意見や質問を山内議員へのメールに採用するかは文章の構成上どうしても恣意的になってしまうとは思いますし、議員のご都合にもよります。
目的はただ一点のみ。地元でのスピリチュアル・イベント開催に異を唱えた山内議員の考え方やその毅然とした戦いを通じて、すべての地方公共団体や公の組織が、危うい宗教団体やカルト集団、エセスピリチュアルの団体に目を付けられないための対応などをたくさんの皆さんと一緒に考えていきたいということです。
壱岐市の若きリーダーのかたに問題意識を強めていただくことは、きっと将来的に「公」が宗教的な形のない不確かなものと対峙した際の考え方をきちんと整備することに繋がります。
ひいては「個」も、依存や過度に非常識な言動に陥らず、どのようにバランスよくそうしたものと付き合っていくかを考える小さなきっかけにはなると思います。
私からの質問は今のところ、「縄文祭」を知ったきっかけ、観光大使happyに疑念を抱いたタイミングなどから始めたいと思います。
誇示するわけではありませんが、このブログは開設から5カ月足らずで15万以上のアクセスがあります。いつも拡散してくださる皆さんのおかげです。
職業ブロガーでもないいちツイッターユーザーの私設ブログではありますが、たくさんの人が読んでくださっているこの事実も踏まえ、おこがましいことではありますが、エセスピリチュアルや危うい自己啓発などについて考えていくためのひとつの指針として、少しは貢献ができるのではないかと考えています。
この個人ブログだけでは足りないので、もしインタビュー掲載にご興味がおありの雑誌社やサイト、報道関係のかたがいらっしゃいましたら、その旨ご連絡ください。山内議員と相談します。
ご存知の通り、私が多忙を言い訳にずぼらなもので、まとめるのも遅くなってしまうかもしれません。
また、もちろん山内議員のご迷惑にならないように配慮しながら、記事の文言や表現などを確認してもらうことも含めて気長にやっていくことになると思います。
肩肘張らずにやっていきます。これが私設ブログの長所でもありますので。
期日は設けませんが、何度かに分けてインタビュー形式のように掲載したいと計画しています。お聞きしたいことやご意見を思いついたときに随時、送ってください。
どうぞよろしくお願いします。