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2018年9月26日水曜日

【絵本作家のぶみさんが嫌い】


どうも、黒猫です。

 書きたいテーマはたくさんあるのですが、何か有益な情報を入れようとか、もっと考えをまとめてから、などと思っているうちに時間が過ぎてしまいます。
 そもそも文字数制限なく自由に書いていい場所を作ろうとしたことが、このブログを始めたきっかけですので、あまり気にすることなく綴っていこうと思います。

 「自分の嫌いなもの」をテーマにツイッターをやってきました。
 時々、「好きな人たち」なんていう愛情表現をしてしまいますが、実際は子宮系女子などの言動を見るだけで、虫唾がダッシュしてハードルを10台飛び越えてしまいます。
 本当なら奴らのフェイスブックやアメブロでの文章一つ一つを取り上げて「気・持・ち・悪・い」とツイートしたいぐらいです。キリがないし、危ない奴と思われたら損なのでやらないだけです。
 
 始めのうちは私怨と正義感でやっていたかもしれませんが、徐々に考え方も変化してきました。
 私はできるだけ「好き」と同じように「嫌い」と表明したい。そして法に触れることを見かけたり、そこまでいかなくても不快になるものには「なんじゃこれ。こんなもんに騙されるなよ」と周囲に伝えていきたいのです。
 賛同を得ようが得まいがそんなに関係ないと思うので、承認欲求やらとはちょっと違う気がします。ただただ言いたい、広めたい。噂好きのおしゃべりなのかも。だから、嫌いなものを見つけるのが好きなのです。(むちゃくちゃな文章ですな、、)
 「なぜ嫌いなものにエネルギーを注ぐのか」「そんなに見てるならもうファンじゃん」「嫌いというのは好きの裏返し」「アンチは宝物」などという声が聴こえてきます。
 あーあー、あなた方、、そんな反応は、そちらにも私の意見が届いているってことなのでちょっと快感ですよ。



 さて、のぶみさんという絵本作家がいます。私は嫌いです。ここからの文章は、私個人の彼に対する感想です。

 まず元暴走族という経歴が嫌です。過去は変えられないので今さらやった(と自ら言っている)ことは責めても仕方がありません。が、いくら反省しても悪事を誇示していた人間を私は好きにはなれません。
 その過去の償いとして、たとえば児童施設などに完全無償で絵本を提供する活動を他の仕事の合間にやっている人だったなら好きにもなったかもしれませんが、悪の道に染まっていた(と自称している)経歴を現在の商売のための戦略のように利用したことは称賛されることではないでしょう。(自称)元暴走族のヘッドが絵本を! そりゃあそんな話、誰だって面白いと思うでしょうよ。たとえ絵本は…でも。
 嫌いポイントで最も大きな二つは、胎内記憶や生まれ変わりなどのエセスピリチュアルに加担していること。そして私が心から嫌いな子宮系女子と親和性があり、卑弥呼の生まれ変わりなどと繋がりがあることです。不思議なことに、これらとファン層がほとんど一緒なんですよ。

 こうして嫌いと言うからには何冊かを読んでみました。なるべく作品自体を見ようとは努力しましたが、どれも全く自分の子どもに読ませたいとは思いませんでした。のぶみって人が嫌いだなという感情を超えるものが一切なかったのです。
 可愛らしい絵だなとは思いました。ただ、テーマも話の内容も大人をターゲットにしたような商売向けの本が多いなと。一度味をしめたのか「大人が感動」なんて宣伝文句に寄せ過ぎじゃないのかな。
 あと「仮面ライダーになる!シリーズ」ですか? 絵本というものの持つ無邪気さや美しさをあっという間に台無しにしてくれるなよという印象。自分の子が表紙のエグゼイドの絵に惹かれて、この本が欲しいと持ってきたとしたら、多少高くても迷いなく本物の仮面ライダー関係の本を買ってあげます。

 講演やSNSでの宣伝活動にも熱心なようですが、そもそも作品の中での主張にとどまらず、作者自身が何かをごちゃごちゃ言ってくることも私にとってはマイナスでしかありません。
 私は本や漫画が大好きですが、作者個人がメディアなどに頻繁に出始めると途端に冷めてしまいます。(誰かを例として挙げるのは難しいです)
 新しい本を出すたびに作者が出てきて「今回はこういうふうに読者やファンの声を集めて一生懸命考えて~」なんていちいち自分の作品のプロモーションをしてきた日には、虫唾がダッシュしてハードルを10 あ、これ最初に使ったからダメだ。
 大学の授業で、自分が出版した本を教科書として買わせるタイプの教授にあたったときのイヤ~な感覚を思い出します。んー、ちょっと違うかもしれないけどそんな遠くはないでしょ。

 のぶみさんは「国民的キャラクターを作りたい」なんて言っているとのこと。これは多くの作家さんの夢でしょう。ただ、そうやって夢を語ること自体は悪いことではないのに、ぐいぐい来るせいで軽い感じがしてこれが本当になんかもうツラい。痛いといったら可哀そうなんで、ツラい。

 良い作品なら買う。面白いなら評価する。命がけで真摯に書いているなら尊敬もする。その結果、色んな要素が重なってどかんと誕生するのが人気キャラクターであり、人々から長年愛される物では?
 
 良い作品だから買ってね。面白いから評価してよ。命がけで真摯に書いているから。国民的キャラクターを作りたいんだ。

 …そういうの、全部自分から発信してくるなや、さぶいねん、と。
 恐らくファンの中にも彼の姿勢に対して同じように思う人もいるのではないかなあ。
 
 最後に、私がこうして良くない感想を連発することで、誰かがのぶみ作品を嫌いになるから止めて欲しい。という理屈は全くよく分かりません。
 へー黒猫ドラネコってのぶみ嫌いなんだー。でいいのではないですかね? 価値観は人それぞれですから、私なんかにかまわず、好きな人は勝手にしたらいいんですよ。
 私は嫌いですけど。